病気の予防
郵送方式検診
医療機関を受診しにくい方のために、自宅で検体を採取し郵送して検査を受けられる「郵送方式検診」を年1回(9月頃)実施しています。詳細は、健発文書(電子メール)で構成事業所へ案内します。
対象者 | 検査内容 | 年齢制限 | 補助額(上限) | |
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大腸がん | 被保険者・被扶養配偶者 | 便潜血検査 トランスフェリン検査含む |
なし | 自己負担なし |
前立腺がん | 血液検査(腫瘍マーカー) | 50歳以上 | 自己負担なし | |
ピロリ菌抗体検査 | 血液検査 便検査 |
なし | 自己負担なし | |
子宮がん | HPV検査 | なし | 自己負担なし | |
歯周病リスク検診 | 唾液検査で歯周病リスク判定 | なし | 自己負担なし |
- ※大腸がん検診(便潜血検査)は人間ドックにセットされています。郵送方式の大腸がん検査と重複してのお申込みはご遠慮ください。
歯科健診
当健康保険組合では「歯科健診センター」の協力を得て歯科健診を実施しています。受診(歯科健診)費用は無料です。お口の中に不安のある方はもちろん、むし歯や歯周病の早期発見のためにもご利用ください。
対象者 | 被保険者・被扶養者 | |
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受診費用 | 無料(ただし年2回まで) | |
受診場所 | 歯科健診センターと提携する全国の歯科医院 | |
健診メニュー | 一般歯科健診 | むし歯、歯肉、歯垢、歯石のチェック、その他お口に関わるご相談 |
歯科矯正相談 | 歯並び、咬み合せの現状チェックと治療に要する期間と費用等の相談 | |
審美歯科治療相談 | 歯科医師によるカウンセリング ホワイトニング相談と補綴(詰め物、かぶせ物)相談の2コースから選択 |
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インプラント治療相談 | 歯科医師によるカウンセリング | |
所要時間 | 各コースとも約15分 |
早期発見、早期治療
むし歯はもちろん、歯周病も「痛くなってからでは遅すぎる」ケースが多いことから、ぜひともこのタイミングでご自分のお口の中の健康状態を確認し、早期発見、早期治療につなげましょう。
二次検診、治療には費用が発生します
レントゲン撮影など、さらに精密な検診、診断を行う場合や治療を行う場合には費用が発生します。二次検診や治療の開始は、担当医師と十分に相談のうえ、歯科医院の選択も含めて、ご自分の責任に基づいて判断を行ってください。
インフルエンザ予防接種補助
被保険者および被扶養者を対象にインフルエンザ予防接種の費用を補助します。
対象者 | 被保険者および被扶養者でインフルエンザ予防接種を受けた人
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接種期間 | 毎年10月1日~翌年2月末日 |
補助金額 | 1人につき年4,000円まで
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インフルエンザとは?
インフルエンザウィルスに感染することによって起こります。
インフルエンザに罹った人が咳やくしゃみなどをすることにより、ウィルスが空気中に広がり、それを吸い込むことによって感染します。典型的な症状は、突然の高熱・頭痛・関節痛などで、のどの痛み・咳・鼻水などもみられます。普通のかぜに比べて全身症状が強いのが特徴です。
インフルエンザ予防接種の有効性
インフルエンザ予防接種の有効性は世界的にも認められ、高齢者の発病防止や特に重症化予防に有効であることは、わが国でも確認されています。予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5ヵ月とされています。より効果的に有効性を高めるためには、毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬頃までに接種を受けておくことをおすすめします。
予防接種を受ける前に
インフルエンザ予防接種の通知やパンフレットをよく読んで、必要性や副反応についてよく理解しましょう。気にかかることやわからないことがあれば、予防接種を受ける前に担当の医師や看護師、市町村担当課に質問しましょう。
予防接種はあくまでもご本人の意思に基づいて受けるものなので、インフォームドコンセント(説明と同意)が必要です。十分に医師から説明を聞き、理解したうえで接種を受けるか受けないかの判断をしてください。